娘がはまっていること(九九)
うちの年長娘は最近九九にはまっています。
きっかけ
以前から数字に関しては興味がある子だったので、うまくやらせたら好きになるだろうなと思ってはいたのですが、なかなかその機会にめぐりあわずにいました。
無理して暗記させてもやらないと忘れてしまうだけなのはわかっていたので、楽しく学べる機会を伺ってました。
そんな時、ちょうど四谷大塚の小学生準備講座でかけ算の概念を学ぶと聞いたので、これはチャンス!と思い、いろいろ仕掛けてみることにしたのです。
CDを効かせる
うちの娘は静かなところで寝るのが苦手で、毎晩何かしらの音楽やラジオを聴きながら寝ているのですが、とりあえず九九のCDも聞かせてみることにしました。
それがこちら。
娘の愛してやまないコラショの九九ソングCDです。
いただきものなので少し古いものになりますが、コラショが可愛い声で九九を歌ってくれます。
リズムに乗せて歌感覚で聴けるので、娘は「コラショ可愛い〜。幸せ〜。」と大喜び。
予想以上にはまってくれて、今は毎晩これを聴きながら眠りについています。
聴き始めて2カ月くらいたったでしょうか。娘は歌としてはもう完璧に覚えてしまっていると思います。 時々鼻歌のように口ずさんでいます。 ただ、九九を覚えるという感覚では聞いておらず、楽しい歌の1つとして聞いているので、 「9×5は?」と聞かれて即座に答えられるかと言われると怪しいです。
でも今の段階ではそれでいいと思ってます。
九九はやおぼえ
そして、CDと小学生準備講座で九九に興味を持たせたうえでの、これ。 じゃん!
みなさん、見覚えありませんか〜??ありますよね!?? 私も小さい頃に使ってました。
学研の「九九はやおぼえ」です。
白いボタンを押すと、九九の答えが表示される知育玩具です。 ランダムに出題されるレバーもついています。
これがほしくてほしくて探し回りました。
でも今学研から販売されているのはこういったタイプのものではなく、もう少し進化したタブレットタイプのものしかなく、なかなか見つけられませんでした。
でも、なんとなくなんですが、うちの娘にはタブレットタイプよりもこの原始的な感じの方が合う!と思ったので、必死で探しました。
そしてようやく中古品を見つけてゲットしたのです。
娘に渡すと、案の定大喜び。
ボタンをぴこぴこ押して遊んだり、レバーを回して遊んだり。 かと思えば、じーっと数字を眺めて規則性を見つけたりしています。
最近の様子
先日は、パパに9の段の規則性を教えてもらっていました。
「規則性を覚えれば、答えを覚えなくても9の段が分かるんだよ。」と聞いた時の娘の顔といったら。 目がキラキラ光ってました(笑)
すみません、私、説明がうまくなくてちゃんと伝えられないのですが、 「9の段の答えの10の位の数は、かけた数より1つ少ないんだよ。例えば10に3をかけるとやっと10の位が3になるけど、9に3をかけても10の位は3にはなれないよね。9は10よりちょっとだけ少ないから3-1=2になるってこと。あと、1の位は10からかけた数を引いたらいいんだよ。10と9の違いが1つずつ増えるからね。」 というようなことを、うまく伝えてました。
そして娘はそれをちゃんと理解して、覚えていない9の段の答えを規則から導いて言うことができていました。
九九を丸暗記することより、こういった規則性に興味を持って自分で考えてみようとする姿勢は、中学受験に向かう上で娘の最大の長所だと思っています。
そして、こういったことを考える機会をちょいちょい与えてくれるパパの存在は大きいな、と感じています。
今後について
実はうちの娘、パパと思考回路がそっくりなんです。
問題の解き方も、間違う場所も、疑問に思う部分もそっくりそっくり。 ちなみに顔もそっくり瓜二つ(笑)
なので、パパが説明すると娘はしっくりくるみたいなんです。
パパの説明を横で聞いていて私の方がハテナ?なこともあるくらい。
パパに常に勉強を教えてもらえたら一番いいのですが、平日は娘が寝てから帰ってくることがほとんどなので、今後主に勉強を教えるのは母親の私になってしまいます。
その辺はどうしていったらいいかな〜?と思案中です。
私のように違う思考回路の人の解答方法を聞いたり知ったりすることも大事だとは思いますが、混乱させてしまうおそれもありますよね。
もし私の説明で分からなかったり納得いかないときは、パパなり塾の先生なりに聞いてもらったらいいのかな〜? 難しいですね。
頑張るのは娘自身なのですが、うまくサポートしていってあげたいな、と思っている次第です。