習い事について
娘が今までやってきた習い事について整理していこうと思います。
まずは今回は、年中の5月から始めたヤマハ音楽教室の幼児科について書きたいと思います
習い事の体験
この頃はまだなにも習い事をしていなかったので、なにか娘に合ったものを探したいなと思い、いくつかの習い事の体験に参加させてみました。
チアダンスの体験
娘は歌やダンスが好きだったので、まずはチアダンスの体験に参加。
結果、大撃沈でした・・。
チアダンスの基礎はバレエと一緒らしいんですが、その説明とバレエのステップやフォームの練習だけで体験50分が終わってしまったのです。 ポンポンはいっさい登場せずでした。
がびーん。
ポンポンと可愛い衣装でフリフリ踊るイメージを持ってた娘には、つまらなく感じたようでした。
私自身も先生の指導の仕方にあまり魅力を感じなかったので、却下となりました。
ヤマハ音楽教室の体験
その次に行ったのがヤマハ音楽教室。
一回目は家から一番近い教室の体験に参加しました。
ですが、これまた先生の指導の仕方やクラスの雰囲気がいまいちで。 なんとなくなんですが、うちの娘と相性が良くないような感じがして・・。
娘は「結構楽しかったから、始めてみてもいいかな」とは言ってたのですが、私の独断でもう一つ別のヤマハの教室で体験させてみることにしました。
結果、大正解でした。
もう、随所随所で先生がうまいんです!
生徒全員の歌い方や細かいピアノの弾き方まで目が行き届いており、適切なタイミングでの言葉かけと指導が行われていました。
その結果、生徒の子達はとても生き生きとしていました。
おなじカリキュラムに沿ってやっていても先生によってここまで違うのか!と感じてしまいました。 娘もニコニコと本当に楽しそうで。 案の定、体験が終わると「すごーくすごーく楽しかった。私、ここにする」と言ってました。
はい、ヤマハ音楽教室に通うこと決定です!
のちに聞いた話ですが、娘の教えてもらっている先生はとても人気の先生らしく、多少遠くても通って来られる生徒さんも多いそうです。 そして、2年弱幼児科に通った今でも、本当にこの先生にしてよかったな、と思っています。
ヤマハ音楽教室について
ヤマハ音楽教室は直営店の店舗と楽器店の開いている店舗があります。
うちの家の近くには直営店はないのですが、色々な楽器店のヤマハ音楽教室があり、通える範囲だけでも4店舗ほどあります。
これからヤマハ音楽教室の幼児科に通うことを検討している子は、ぜひ複数の楽器店で体験をしてほしいと思います(楽器店が違うので、他で体験したことがあっても、他店舗に行くと歓迎されます)。
楽器店ごとに発表会の会費も違っていたり、レッスンの雰囲気も違っていたりしますので。 また、うちのように先生の合う合わないもあると思いますしね。
ヤマハ音楽教室のレッスン内容
さて、ヤマハのレッスン内容ですが、幼児科では基本的に、
きく→うたう→ひく→よむ
の順に進みます。
まずCDや先生の演奏で曲を聴き、みんなで歌詞やドレミで歌い、その後にエレクトーンで弾いて、最後に楽譜で確認していきます。
通常の個人のピアノ教室とは敢えて逆の順に進むことで、まずは音楽を耳で捉えて曲のイメージをふくらませ、それを演奏につなげていきます。
その結果、幼少期に特に鍛えておきたい豊かな感性が育てられるそうです。
娘の先生はこの感性をとても大事にしてくれています。
毎回新しい曲を聴いたあとには、生徒の曲に対するイメージを引き出してくれます。
引き出し方は様々で、生徒にイメージを問いかける場合もあれば、テキストの絵を見てイメージをふくらませることもあるし、曲に使われている楽器の種類や音色について語りかけてくれる場合もあります。
その時々といった感じですね。
そのあとに先生の考えるイメージを話してくださり、もう一度曲をきき直す、という流れになります。
すると、あら不思議!
このあと聞いた曲がさっきとは全く違って聞こえるのです。
今まではただのメロディーにしか聞こえていなかったものが、本当にこがらしが吹いて寒そうな情景が思い浮かぶようになるんです。
すごいですよね。
娘はこの時間が大好きで、いつも目をキラキラさせて聞いています。
おかげでヤマハに通い始めて、娘は明るく感性豊かな子に育っているように感じています。 大げさではなく本当にすごく影響を受けていると思います。
私が娘をヤマハに入れて一番よかったと思うのはこの点です。
小さい頃にしか育たない素敵な感性を磨いてもらうことは、たとえいつか音楽をやめたとしても、きっと今後の彼女の大きな糧になると思います。
あとは、耳で聞くことを大事にしていたり、レッスンで和音が取り上げられたり、ドレミで歌を歌う機会も多いので、自然と音感が身につきます。
娘はヤマハを始めた頃は全く音感はありませんでしたが、徐々に相対音感、気づいたら絶対音感も身につけていました。
幼稚園で聞いた曲や、街で流れている曲を瞬時にドレミに替えて歌うことができます。
2年でここまで出来るようになるとは少し驚いています。
幼児科は基本親子での参加なので、私も娘と一緒にレッスンを受けているのですが・・ 残念ながら絶対音感は身についていません。
やはり音感は小さい頃に鍛える必要があるようですね。
また、娘はもともと歌は好きではあったんですが、ヤマハを始めてからなお一層、耳にした曲を口ずさんだり、気づいたら鼻歌を歌っていたりすることが増えました。
音楽がある世界って、なんか心が豊かになりますよね。
音楽に囲まれている娘の日々を見て、娘の毎日が素敵に彩られていってるんだなーと思い、ほっこり嬉しくなります。
ピアノの練習を嫌がる時は
ときには「練習やりたくない。ヤマハやめたい」、という時期もあったし、なんだか気分がのらないレッスンの時もありました。
そんな「練習やりたくない」の時期には、うちはとりあえず一日一回一曲だけ弾かせるようにしてました。
ヤマハの幼児科は、同時進行で1レッスンで何曲ものレパートリーをやるのですが、その中で一曲だけ、ひたすら1週間やらせました。
やりたくない時期にたくさんやらせようとしても、もっとやらないので。。
「一曲だけ!」と言うと、ぶつぶつ言いながらもなんとか頑張っていました。
そうすると、当たり前ですが、その練習した1曲だけは次のレッスンでうまく弾けるんですよね。
そして、本人もそれは自覚しているはずです。
そこに、先生が「素敵に演奏できてたね。この曲好き?先生もすごく好きなんだ〜。もっと練習すればさらに素敵になるよ。」などとすかさずほめてくれるんです。
おそらく娘が近頃あまり練習できてないこと、また、この曲だけうまく弾けていること、きっとこの曲はたくさん練習したであろうこと、そういったいろいろを把握した上での言葉だと思います。 その言葉で再び娘のやる気スイッチが入るんですよね。
先生さすがです。
ピアノは練習すれば必ず上手くなるし、努力が結果として現れやすいです。
でも、まだまだ子どもだし、またきっとやる気が切れる時期もくることでしょう。
でも、そんな時にはまたやる気スイッチを入れてあげればいいのです。
その繰り返しで、きっと娘は「努力は報われる」ということを体感できると思うし、達成感を感じることもできると思います。
こうして少しずつ努力できる子に成長していってもらえると嬉しいな、と思っています。
今後について
そんなこんなで、ヤマハはやらせて本当によかった習い事だと思っていますし、小学生になっても続けていけたらな、と思っています。
中学受験受験にむけて本格始動したら、ヤマハを続けていくのが難しくなるかもしれません。
でも、その頃には気晴らしに1曲弾けるぐらいになっていると思うので、うまいことリラックスタイムとして利用していけるんじゃないかな?と思っています。
そして受験が終わってまた本人がやりたいといえば再開してもいいかな、と思っています。
なんの習い事をしようかな〜?と迷っているお子さんがいましたら、いちおしですよ〜!